立春
寒い朝
木洩れ日
心の窓に灯を
悲しみは駆け足でやってくる
待宵草 (宵待草?)

暗くなってくると 黄色い花が咲き始める
♪ 待てど暮らせど来ぬ人を
宵待草のやるせなさ
今宵は月も出ぬさうな
頭に浮かぶのは 竹久夢二の 『宵待草』 だ
「宵待草」 の原詩
遣る瀬ない釣り鐘草の夕の歌が あれあれ風に吹かれて来る
待てど暮らせど来ぬ人を 宵待草の心もとなき
想ふまいとは思へども 我としもなきため涙 今宵は月も出ぬさうな
この詩が発表されたことにより
「宵待草」 の名が日本中に定着したが
竹久自身の自筆記録においては 「待宵草」 となっていて
ある時期から竹久自身が語感の美しさにこだわって
変更したという説が有力なのだそうだ
だからやはり正式には 「マツヨイグサ」 だよね
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