夏の終わり
エンジュ
クヌギに集まる虫たち
バーベナ
やじろべい
朝鮮野菊

近くの空き地で 雑草に埋もれるようにして
小さな白い花が いくつかひっそり咲いている
気にしなければ そのまま見過ごす 手入れの行き届かない空き地
ちょっとしゃがんで見てみたら 綺麗な小さな菊の花だった
この花 「朝鮮野菊」 というらしい
環境省のレッドリスト2007では 絶滅の危険性が高い
「絶滅危惧IB類」 に登録されているようだ
日本で広く栽培されるキクの基本種は
中国の唐時代頃に 「チョウセンノギク」 と 「シマカンギク」 .が
交配されてできた雑種であるといわれている
そんな原型といわれるこの花を もっと大切にしないといけない
だから今は 『今日も元気に咲いているな!』 と
そんなことを確認しながら 空き地の横を通る
バーベナ(美女桜)
セミの声
火花
白い花 (ムクゲ)
秋立ちぬ
ツルムラサキ
クヌギ
サオトメガズラ
マツバボタン
黒法師
オオハンゴンソウ

野草の写真を撮っていて気付いたことがある
それは 外来生物法により特定外来生物に指定されて
許可なく栽培・保管・譲渡などを行うことを禁止しているものがあるということ
これまでも 何度もそういった野草に出逢ってきた
この 「オオハンゴンソウ」 もそのひとつ
北米原産で 日本へは明治中期に観賞用として導入され
今では日本全国に定着している
在来植物の生態系に影響を及ぼす恐れがあるため
国立公園を始め 全国で駆除作業が行われているようだ
しかし オオハンゴンソウは地下茎で繁殖することができ
単純に刈り取るだけでは根絶は難しいらしい
菊の花のようで 日本人にはなじみやすい花だが
勝手に導入しておいて 撲滅運動
なんか最近 そういうニュースが多くないか?
ハゼラン
ムクゲ

花の写真を掲載していると いろんなことを知ることになる
この季節に咲いてるこの花 これは 「ムクゲ」
しかし この花と見かけが全く同じような花に 「フヨウ」 がある
これまでずーっと同じ花だと思っていた
ある人に指摘されて 初めて気づいたこと
大きな違いは 葉の形だった
この花のように 先のとがった楕円形でギザギザがあるのが 「ムクゲ」
・・・写真ではボケてて分からん(笑)
河童の手のひらのように 水かきの付いた丸い形が 「フヨウ」
・・・因みに河童は見たことが無い(笑)
花で言えば 真ん中の雌しべが このように丸くなってるのが 「ムクゲ」
先端が5つに分かれているのが 「フヨウ」 なんだそうだ
興味があったら 調べてみると面白いかもしれない
花に興味が無い人なら きっと同じ花だと思っているに違いない