熟年カップル
外国映画では熟年夫婦が
仲良く公園を散歩するシーンをよく見かけるが
最近は 近くの公園でもこうしたカップルが目に付くようになった
子育てから手が離れ 仕事からもリタイヤし
自由になった時間で ウォーキングを楽しむ
小さな草花を見つけて 二人で綺麗だねと言い合う
食事をして 美味しいねと言う
犬や猫を飼って 一緒に世話をする
小さな畑で 野菜を作ろうと挑戦する
そんな些細な日常が感じられるような
幸せな光景だ
南天の花
しかし その花については注目していなかった
今その南天に白い花がついていることに気づいた
南天は 夏に咲いた白い花が徐々に赤色になり
冬になると真っ赤な果実を実らせることから
魔除けや火災よけの効果がある植物とされ
江戸時代には玄関先によく植えらたようだ
鬼門と呼ばれる南西の方角に置くのがよいとされ
難を転ずる→難転→なんてん という意味合いから
お年寄りが転ぶときに寄りかかることができる木として
トイレの近くに植えられていたと聞く
また この実を煎じて飲むと「咳止め」に効果があり
「のどあめ」の原料としても使われている
葉には殺菌・防腐の作用もあるようだ
改めて お正月飾りだけじゃないなぁと思う!
ザクロ
あじさい
亀
伊勢志摩サミット
小宇宙
黄金色の世界
蛇口
草刈
シラン
オオキンケイギク
桃色昼咲月見草
時計

トイレにはゼンマイ仕掛けの時計がある
1日に1分ほど遅れるので
毎日ゼンマイを8回まいて 1分進める
秒針のコッチンコッチンの音は トイレの中では大きく響き
この音がいろんな言葉に聞こえる
大抵は 「3」 の金額に聞こえることが多く
「サンビャクサンジュウサンエン サンビャクサンジュウサンエン」 と言う
これが一旦インプットされると
ずーっと 「三百三十三円」 が頭の中で繰り返す
たまに他の数字に置き換えてみても
やっぱり いつの間にか三百三十三円に戻ってる
でも 3円とか 33円とか 33,333円 とか
3の数字だと そのままその金額が繰り返される
時計に限らず 規則的な機械の音は
その時の気分によって いろんな言葉に聞こえることがある
さて 今度は誰がどんな言葉で話しかけてくるか
楽しみでもある
操作場

A 「やあ、お疲れ!」
B 「お疲れ!」
A 「もう上がり?」
B 「いや、ダイヤの合間を見て回送だよ。疲れるなぁ全く」
A 「お前なんかまだいいよ 準急だから
俺なんか各停だから 停まるたびに動き出す労力でまいっちゃうよ」
B 「その点 特急はいいよなぁ 俺たちが先行を譲って待ってる横を
すいすい走り抜けてくんだから」
A 「そうそう それにお洒落なスタイルだしね
俺なんか 出世したってせいぜい急行どまりさ」
B 「そっちのお洒落な青い奴はどうなんだ?」
C 「僕は明日定期健診で ドッグへ入ります」
A 「どっか悪いとこあるん?」
C 「いえ健康ですけど また違う衣装にペイントされるみたいです」
A 「いいなぁ いろいろお洒落ができて」
B 「各停は今日 もう休めるのか?」
A 「うん 明日は朝一だから早く休まないと」
B 「そうか じゃもう休んでくれ」
C 「おやすみなさい」
操作上に停留されている列車たちはこんな会話をしてるでしょうか・・・