木の葉の子守唄
句碑
ひな鳥

公園の散歩道に ひな鳥が落ちていた
糞などの様子から
かなり前からここにうずくまっていたようだ
何の鳥だろう?
もうほとんど動くことも出来ず
触ってみても 目を閉じたままだ
高い木の上から 姿は見えないが
しきりに鳴いている親鳥がいる
あの鳥の雛だろうか?
以前 家の庭にスズメの雛が落ちていたことがあって
拾って 小さな箱に毛布を敷いて電球で暖めたりしたが
ほとんど餌を食べることをせず
2日後に死なせてしまったことがある
この雛は もう動くことも出来ないほど衰弱してるので
助かることはないだろう
どうすることも出来ず そのまま立ち去ることしか出来ないのだが
後ろ髪を惹かれる思いだった
あれから この雛はどうなったのか
心配と後悔が交錯する
ヒレタゴボウ
帰陣列車
豆アサガオ
燃える空
藁干し

散歩の足を 田畑の広がるところまで伸ばしてみた
そこには刈り取られた稲藁が 整然と並んでいる
乾いた藁の匂いが あたりに充満している
稲作は日本に限らず 中国、東南アジアを始め多くある
稲や藁を干すという風習は日本だけに限らない
日本が圧倒的に緻密で 干す形態も多い
それは日本人の勤勉さにあるのではないだろうか
日本が圧倒的に緻密で 干す形態も多い
それは日本人の勤勉さにあるのではないだろうか
諸外国の干し方を一言でいえば 「雑」 なのだという
米は主食であるから当然だが 日本人は藁も大切にしてきた
藁を加工した品には
縄 莚(むしろ) 草履 蓑(みの) 牛馬の飼い葉 土壁のスサ 等々
数え上げればキリがない
藁を加工した品には
縄 莚(むしろ) 草履 蓑(みの) 牛馬の飼い葉 土壁のスサ 等々
数え上げればキリがない
現代の稲作は機械化されて
コンバインによって刈り取りと同時に脱穀され
籾(もみ)は人工乾燥
藁はみじんに切られて田圃に撒かれ 土に帰っていく
藁はみじんに切られて田圃に撒かれ 土に帰っていく
しかし 日本の原風景というにふさわしい情景が
まだ ここには健在していた
きれいに並んだ 乾燥藁の列を目にして
なぜか 懐かしい幸せ感に浸った
金木犀
烏合の宿
秋草
秋空アート
ヤマハギ

少し前は 朝晩に冷え込んで
こたつまで出して準備していたのに
今日は夏日のように日差しが暑い
気ままな天気のせいで 植物も戸惑っていないだろうか
散歩の堤防では ヤマハギが咲いていた
こたつまで出して準備していたのに
今日は夏日のように日差しが暑い
気ままな天気のせいで 植物も戸惑っていないだろうか
散歩の堤防では ヤマハギが咲いていた
秋の代表 七草のひとつだ
単に 「ハギ」 という名の植物はないので
「ヤマハギ」 が七草の萩と言われている
万葉集には 141首の歌に「萩」が詠まれ
もっとも多く詠われた植物です
単に 「ハギ」 という名の植物はないので
「ヤマハギ」 が七草の萩と言われている
万葉集には 141首の歌に「萩」が詠まれ
もっとも多く詠われた植物です
他にも 西行法師の 「山家集」
紫式部の 「源氏物語」
清少納言の 「枕草子」
紫式部の 「源氏物語」
清少納言の 「枕草子」
更には 「平家物語」 「徒然草」 「太平記」 などにも
「萩」は数多く扱われて 古くから日本人に親しまれていたようです
そんなヤマハギが この気ままな温度差に
戸惑っていないだろうか・・・・
「萩」は数多く扱われて 古くから日本人に親しまれていたようです
そんなヤマハギが この気ままな温度差に
戸惑っていないだろうか・・・・
万屋
1日遅れの十三夜
キャッチボール
冬珊瑚
秋空
ハナミズキ
キンモクセイ
月
童謡・唱歌・流行歌全集より -6-
昭和11年に発行された 「童謡・唱歌・流行歌全集」 を見ていると
「月」 を題材にした歌が意外と多いことに気づく
「雨降りお月」 「荒城の月」 「月の砂漠」 「月夜の兎」
「三日月様」 「十五夜お月さん」 「新月抄」 「月の浜辺」
「月よりの使者」 「月は無情」 等々
題名に「月」が付いているものだけでもこんなにある
歌詞の中に出てくるものまで数えると どれだけあるのだろう
日本人は 月に思いを寄せることが多いようだ
「三日月様」 武田幸男
三日月さま こんばんは 銀の船 小船
ギッコラギッコラ 漕いで
夢の国へ 参りませう
「十五夜お月さん」 野口雨情
十五夜お月さん ごきげんさん
ばあやはおいとま とりました
十五夜お月さん 妹は
田舎へもられて 行きました
十五夜お月さん かかさんに
も一度わたしは あひたいな

昭和11年に発行された 「童謡・唱歌・流行歌全集」 を見ていると
「月」 を題材にした歌が意外と多いことに気づく
「雨降りお月」 「荒城の月」 「月の砂漠」 「月夜の兎」
「三日月様」 「十五夜お月さん」 「新月抄」 「月の浜辺」
「月よりの使者」 「月は無情」 等々
題名に「月」が付いているものだけでもこんなにある
歌詞の中に出てくるものまで数えると どれだけあるのだろう
日本人は 月に思いを寄せることが多いようだ
「三日月様」 武田幸男
三日月さま こんばんは 銀の船 小船
ギッコラギッコラ 漕いで
夢の国へ 参りませう
「十五夜お月さん」 野口雨情
十五夜お月さん ごきげんさん
ばあやはおいとま とりました
十五夜お月さん 妹は
田舎へもられて 行きました
十五夜お月さん かかさんに
も一度わたしは あひたいな
スーパーファミコン
山茶花の実
夕日を泳ぐ鳥
待ちぼうけ
童謡・唱歌・流行歌全集より -5-
公園で古い木の株を見ると
幼い日に 母がよく歌って聞かせてくれた唄を思い出す
ちょっと歌ってみたが 結構覚えているものだ
「待ちぼうけ」 北原白秋
待ちぼうけ 待ちぼうけ ある日せっせと野良稼ぎ
そこへウサギが飛んで出て ころりころげた木の根っこ
待ちぼうけ 待ちぼうけ しめたこれから寝て待とか
待てば獲物は駆けて来る ウサギぶつかれ木の根っこ
待ちぼうけ 待ちぼうけ 昨日鍬とり畑仕事
今日は頬杖日向ぼっこ うまい切り株木の根っこ
待ちぼうけ 待ちぼうけ 今日は今日はで待ちぼうけ
明日は明日はで森のそと ウサギ待ち待ち木の根っこ
待ちぼうけ 待ちぼうけ もとは涼しいきび畑
今は荒れ野の箒草 寒い北風木の根っこ

公園で古い木の株を見ると
幼い日に 母がよく歌って聞かせてくれた唄を思い出す
ちょっと歌ってみたが 結構覚えているものだ
「待ちぼうけ」 北原白秋
待ちぼうけ 待ちぼうけ ある日せっせと野良稼ぎ
そこへウサギが飛んで出て ころりころげた木の根っこ
待ちぼうけ 待ちぼうけ しめたこれから寝て待とか
待てば獲物は駆けて来る ウサギぶつかれ木の根っこ
待ちぼうけ 待ちぼうけ 昨日鍬とり畑仕事
今日は頬杖日向ぼっこ うまい切り株木の根っこ
待ちぼうけ 待ちぼうけ 今日は今日はで待ちぼうけ
明日は明日はで森のそと ウサギ待ち待ち木の根っこ
待ちぼうけ 待ちぼうけ もとは涼しいきび畑
今は荒れ野の箒草 寒い北風木の根っこ